May 2010 Archives
「LABORATORY」をRADがディレクションするときは「radlab.」になりますが、今回は山崎伸吾(hanare)をディレクターに迎え、むきだしの「LABORATORY」にて以下の企画をお届けします。
----
オーストリアから現代音楽の3人の気鋭が京都で本格的なインスタレーションを展開
日 時:2010年5月26日[水]- 6月6日[日]16時-23時※月・火:休廊 入場料:300円-500円
----
今回のインスタレーションでは、グラハム・ベルが開発した“フォトフォン”の原理を使用して、音から光への、そして光から音への直接的変換を試みます。あなたは、あなたが聞いたものを見、見たものを聞きます。部屋を満たす光はklaus filip、Tim Blechmann そしてNoidが制作した音を伝え、そこを通過すると、まさにあなただけのサウンドトラックが、装着したヘッドフォンから流れ出します。リヒャルト・ワーグナーが”Gesamtkunstwerk”を夢見ていた時、頭の中で完全に違った何かを考えていたように。
--
Using the principle of Graham Bell’s invention “photophone”,
the installation features a direct translation from sound into light
andvice versa. You see what you hear, you hear what you see. Walking
through a room filled with light that carries the sounds of KlausFilip,
Tim Blechmann and noid, your headphones will play your very personal
soundtrack in this installation.It’s pretty likely that Richard Wagner
had something entirely different in mind when he was dreaming of his
“Gesamtkunstwerk”. -klaus filip, noid, tim blechmann
RAD/Sが編集をしております。
--
2009年11月5日から11月16日まで、アーティスト「Graffiti Research Lab.」が京都にきました。それにあわせて京都にできた「Graffiti Research Lab KYOTO(GRL KYOTO)」の基地や、そのまわりで様々なことが起こりました。それらのことがらをドキュメンテーションとして残そうとしたことを出発点とし、そのねらいをもう少し拡大して、それらの出来事をめぐる「私たち」の考え方や行動をひとまとまりのテキストにまとめ、「GRL KYOTO MAGAZINE—今日のハッキング」として、展開することにしました。
この本をいわゆるジン、自費出版という形態で出版/流通させていくにあたって、以下のような形でカンパの協力をお願いできたら思っています。絶対に面白い本になるので、どうぞよろしくお願いします!ご協力いただける場合は、info@grlkyoto.netまでご連絡ください。こちらから必要情報をご連絡します。
--
1、2000円カンパ:お名前+完成本1冊
3、10000円カンパ:お名前+完成本7冊
※これ以外のカンパも大歓迎です!
--
以下はマガジンについて。ぜひご一読を。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
about
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
「Radio Research Program|CHANNEL」は、
同展覧会では、2009年に発表された「空気の器」を「リノベート」した新作15点を展示いたします。一枚の薄紙に切り目というルールを与えることによってのみ成立するシンプルな、それでいて繊細な「器」。薄紙の片面に青、他面に黄を着色することによって、「空気の器」は現象としての緑を生起させました。この作品の魅力は、いわば色彩工学的な問題を空間的な問題へとうつし替えたこと、その「視点」の移行にあると言えるでしょう。
ただ、私たちにとってより興味深い点は、一枚の、普段見慣れた薄い紙が三次元化される際に生まれてくる空間形成の力学です。「現象としての緑」を引き起こした「空間を生み出す力」とでも言うべきもの。今回の「リノベーション」において問われるべきものはそこにあります。会場におかれた大きな丸テーブルの上には、パターンが印刷された薄紙があり、それが立体化した「器」があり、そしてその他「その途上」にあると言い得るものも、置かれています。薄紙の上のはっきりとした二次元的パターンから、おぼろげな三次元的「像らしきもの」への移行に従って空間が表情を変えています。さて、視線の高さや方向性を変化させるごとにうつり変わる「像らしきもの」は、果たして器の「内側」にあるのでしょうか?「外側」にあるのでしょうか?あるいは群としてあるその風景を前にす
れば?
「inside out/outside in」というタイトルは、一般的な「器」のかたちが仄めかすような「inside /outside」という静的な区分がここでは成立しないのではないかという思いからきています。先ほどトラフの姿勢を引きながら触れましたが、「inside out」「outside
in」という語のどちらもが「裏返し」という意味を持っています。この語が他方で示唆する、内が外となる/外が内となる「裏返し」という動的な状態は「内/外」という区分を想起させながらも、その関係の自明性を揺るがすことでまた別の空間性を成立させるようでもあります。おぼろげな「像らしきもの」の現れは、まさにそのプロセスの最中にあることを刻々と示していると言えるのではないでしょうか。目もあやな「器」の群を楽しむと同時に、そこにある風景の成り立ちがいかなるものであるのかへ視点を移していただくことができたときに、今回行った視点の、さらに言えば空間認識の「リノベーション」が成立するのではないかと思います。
rep

Recent Comments